デザイナーが選ぶ好きなフォントランキング2018が発表されてました。
見て感じたこと。
ロゴ作成からポスターやフライヤーデザイン、看板まで、イメージはフォント次第で劇的に変化します!
あ、先に!フォントとは文字の形のことです。皆さんも明朝体とか楷書体とか聞いたことないですか?
ある意味デザインのイメージはフォントで決まると言っても過言ではないかなと思うほどデザインをする上で重要なフォント選び、皆さんはどうしてますか?
私はある程度イメージが固まっていてもよりよく合うフォントがないか試すために最低でも30、多い時は100フォントくらいまではどちらよりいいかを確認したりします。
経験が上がればクライアントの要望するイメージに近いフォントにより早く辿り着けます。
ある意味、無難にこなすならこれと言うフォントでスピード重視でデザインするのもアリです。
しかし、せっかくインストールしているフォントなのでたまには使ってみると個性的なインパクトのある他所と差をつけれるデザインができることも!
無難なものを好むクライアントさんが多いですが街に同じようなものが溢れる時代に、無難な看板は風景の一部になり、無難なチラシは目にも止まらないことを伝え、クライアントさんの成功に繋がることですよと毎日討論してますww
フォントランキング2018、ぜひ皆様のフォント選びの参考にして下さい。


1位のFutura(フーツラ・フツラ・フツーラ・フトゥーラ)、私も一番好きなフォントです。KINOCO-Designのロゴにもベースとして取り入れております!
このフォントは有名ブランドや企業にも数多くベースとして取り入れられておりLOUISVUITTON,Supremeと言った有名ファッションブランドからフォルクスワーゲンやドミノ・ピザなどから現在も使用されています。映画のタイトルにも数多く使われているフォントです。
とにかく読みやすいという一番の利点に加え、スタイリッシュで使いやすくカフェなどの飲食店から美容や医療関係のデザインまで幅広く利用しやすいフォントです。行間などを変更することで著しく雰囲気も変わってきます。本文から見出し、ロゴまで向いた大好きなフォントです。
読み方は「フーツラ」「フツラ」「フツーラ」「フトゥーラ」などと呼ばれてます。

2位のDIN(ディン)も有名なフォントです。最近はデザイナーから非常に人気が高くなってきてるフォントです。ユニクロのロゴや東京五輪2016招致ロゴもDINをベースに作成されてます!
元々は工業製品の型番などに表記するためのフォントを標準化するために作られた書体であり、「ドイツ工業規格(=Deutsches Institut für Normung)」の略称らしいです。
私はQの形があんまり好きじゃないですww
でも、クールな印象を与えるDIN、Qが入らない時などは結構使います。

3位のHelvetica(ヘルベチカ)はパナソニック、無印良品、オリンパス、エビアン、マイクロソフト、フェンディなどなど数え上げればキリがないほど使用されているフォントです。
過去から現在まで未だに人気があるフォントで私の知り合いのデザイナーはこれしか使わないと言う人までいます。私はなぜかあまり使わないフォントです。

4位以降のフォントでは5位のAvenir(アヴェニール、アヴニール)はよく使います。Futuraでは少し堅いなーと思う時によく利用します。洋食屋さんには特によく合うフォントです。
そして、やはり日本の広告デザインをする上で日本語フォント選びは最重要なポイントです。7位の游ゴシックは最近大人気の日本語フォントです!見やすさと言う点で使うことの多いゴシック体ですが美しくないものや固すぎるものが多いです。見出しから説明文までイメージを変えすぎることなく利用できるゴシック体ですのでデザインによってはゴシック体のよって完成度が変わると思います。その点、この游ゴシックは綺麗で読みやすく、太さのバリエーションも豊富です。遊びココロのある大人っぽい印象のフォントです。
そして、10位のヒラギノ角ゴ。私が一番好きな日本語フォントです!!とても読みやすく、ポスターからプレゼン資料まで何にでも向き、太さも10種類用意されています!私はW3,W6,W8をよく使い分けます。このフォントの特徴はまず、太字になればなるほどインパクトが出ると言うこと。太字になっても文字が潰れず綺麗なままのフォントは数少なく貴重です。W2,3などの細字でも美しく見やすいお勧めナンバーワンフォントです。


今回はフォントのお話でした。皆様も色々なフォントを一度試してみて下さい。新しいデザインが新しいお客様を運んでくれますよ!